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2016-06

墨出し

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大宮のマンションリノベーション現場、今週から大工さんの工事がスタートしました。
マンションですが、床はムクの杉張り、扉も枠も家具も木を使ってつくります。

大工さん工事の初日のこの日は、壁の仕上げの位置など工事の基準になる線を、床に実際にしるす「墨出し」という作業をおこないました。
解体してみると、設計中に想定していたことと少しずれている箇所もあるので、それをどのようにするかをひとつひとつ考えて、決定していきます。

監督のやまもとさんは、見かけによらずものすごいたくましさ。
この日も大工さんと一緒に墨出し作業をしながら、イキイキと、テキパキと動き回ってました。
ホント頼りになります!

大工さんはこれまでに私が設計した新築住宅の工事や改修工事で、腕をふるっていただいたことがある方。
またいつか一緒にお仕事できたらいいなぁと思っていたら、今回また実現しました。
こちらもホント頼りになります!

(橋垣史子 / いろは設計室)

はじまります!

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今年のはじめ頃にお問い合わせをいただき、計画を進めていました大宮のマンションリノベーションの工事。
今回は、内装や設備をすべて撤去してコンクリートの状態にし、新しい住まいを一からつくっていく「スケルトンリノベーション」です。

マンションリノベーションでは、工事の内容を管理組合に届け出て、マンションの管理規約に適合しているかどうかを判断、承認していただいて、ようやく工事ができることになります。

今回は床の仕様(遮音規定)の判断に少し時間がかかりましたが、その問題もクリアし、いよいよ今週から解体工事がはじまります!

(橋垣史子/いろは設計室