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2016-08

カウンター

omiya-3

ワタシクラシのマンションリノベーションでは、床だけではなく、家具やカウンターなどの木材にもムクの木を使っています。

現在工事が進んでいる現場でも、書斎のように使うカウンターやベンチ、テレビ台、食器棚、テーブルなどたくさんの木が使われています。
樹種はその家全体の雰囲気や、お住まいになっている方の好みや持っている家具などとのバランスを考えて、決めていきます。

写真は、幅の広いムクの木のカウンターをはぎ合わせて1枚にしているところ。
(両端の白っぽい木の部分は、作業のためにつけている木なので、最後には取り外します。)
迫力があり、きれいな板ですね。

解体したばかりの時にはコンクリートの箱だったところに、だんだんと壁や天井のかたちが見えてきて全体のバランスがわかるようになってきました。
天井高さのメリハリのつき方、視線の広がり方がとてもいい感じになったと思います。

(橋垣史子 / いろは設計室

台車

daisya

ふだんの生活の中で、私は台車を使うことがないので知らなかったのですが、同じように見える台車でもいろいろと違いがあるのですね。

マンションリノベーションの現場では、戸建て住宅の場合と違い、材料や道具などの荷物を運び入れる時に、車をとめた場所から工事場所までの距離がとても長くなる場合があります。

現在工事が進んでいる現場でもその距離がけっこうあり、その間は台車に荷物を載せて運んでいきます。

写真の台車は、やまもとさんの持ち物の台車。見た目の色もオレンジでかわいいのですが、性能もとってもいいのです。
台車ってもっとゴロゴロと音がするものが多いイメージがありましたが、これは転がした時の音がとてもとても小さくて、動きもとってもいいすぐれもの。

こんなにも違いがあるなんて、実際に使ってみて初めて知れて、おもしろかった!
って、いかにも自分も荷物運びしたみたいですが、ほんのちょっとさわっただけです・・・(笑)

(橋垣史子 / いろは設計室