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素材

自然素材とムクの木を

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Q:どんな素材を使うのですか。

A:ワタシクラシのマンションリノベーションでは、できる限り土や紙などの自然素材とムクの木を使っています。

現在多くの家で使われているビニールクロスや合板フローリングは使いません。それらの素材は出来上がった時がいちばんきれいな状態で、時間が経つほどに劣化していく材料ですし、含まれている化学物質が人間の健康に対して問題を引き起こすこともあります。

それに対して自然素材は時間を経て使い込むほどに味わいが増し、ムクの木は色が濃くなり艶が出てきます。木や土や紙は湿度の調整もしてくれます。
そして性能だけではなく、ムクの木は手触り、見た目、香りもとってもいいのです。

永く安心して暮らせる家は、安心安全な自然素材で作りたいと考えています。

 


Q:マンションでもムクの床材を使うことはできるのですか。

管理規約によりムクフローリングが禁止されていたり、カーペットの床以外は不可という場合はムクのフローリングを使うことはできませんので確認が必要です。

管理規約で遮音等級の決まりがある場合には、それにあわせた床下地の作り方(乾式二重床)をすることで遮音性能を確保し、その上にムクのフローリングを張ることが可能です。

左官の壁

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Q:左官の壁にすることはマンションでも可能ですか。どんな種類がありますか。

A:左官(こてを使って塗り上げる仕上げのこと)にはいろいろな種類がありますが、マンションでももちろん使うことが可能です。
漆喰(しっくい)、珪藻土(けいそうど)、火山灰を原料にしたものなど他にもたくさんありますが、選ぶ際には成分に注意することが大切です。
土を固めるために樹脂分が多く含まれている材料もあり、そういったものは雰囲気はいいのですが、左官材料であっても湿気を吸ってくれる性質がほぼないものもあります。

左官ではコテのあとをわざと残すことも、きれいに仕上げることもできます。仕上げ方によって部屋の雰囲気がかわってきますし、色を選ぶこともできます。天井に塗ることも可能です。

仕上がった壁や天井には、人の手がつくりだした味わいや、いい雰囲気が生まれるのでおすすめしています。